ほうれん草は、ビタミンAや鉄分なども多く栄養のある野菜ですね。でも、この間ある大きな神社へ行ったら、参道に「ほうれん草は食べないようにしましょう」と言う張り紙がしてました。どうしてなんでしょうか?私は、貧血ぎみなのでよく食べるんですが。何か副作用でもあるんですか?
ほうれん草に含まれるシュウ酸は鉄分やカルシウムの吸収を妨げるため、貧血やカルシウム不足で骨がもろくなったり結石を作ります。これをおおげさに書いて張り紙にしてあると思いますよ。でも普通に食べるくらいなら全く問題はありません。大丈夫ですよ。でも余分にシュウ酸を摂る事はないので茹でる場合は塩を入れないで、たっぷりめの熱湯で茹でてください。シュウ酸が抜けやすいですよ。水溶性なので80~85%は流れて出てしまします。
ほうれん草には、βカロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、鉄分、葉酸、葉緑素、などバランスよく含まれています。
シュウ酸の心配も水にさらし、ゆでることで約0,1%以下までおとせるのでそれほど心配はありません。さらに付け加えれば、ほうれん草と一緒にカルシウムを多く含むもの(ゴマ、牛乳、など。)を食事に加えれば結石ができる比率がくずされます。
思うに、どちらにお住まいの方か存じませんが、茨城の事件を聞いたか、ただ単に、ほうれん草が嫌いな人が張ったのではないでしょうか?
食べないようには言いすぎでしょう、上の方がおっしゃるように悪い面もありますが余程食べ過ぎなければすれば大丈夫ですよ。
結石が気になる方は
・ごまと合わせる
・夜は控えめにする
で防げますよ。
生で食べないようにではないですか?生で食べてはいけない
といわれますが、これはほうれん草のアクである
シュウ酸がカルシウムの吸収を妨げる性質があり、
また体内のカルシウムと結びつくことによって、
水に不溶となるため、結石になってしまう可能性が
高いという事もあげられます。
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